はじめに
近年、働き方改革やリモートワークの普及により、企業の情報管理のあり方が見直されています。特に中小企業では、社内サーバーやNASによる運用からクラウドサービスへの移行が注目されています。
今回は、10人規模の企業で社内サーバーからクラウドに移行した実体験をもとに、移行の背景やメリット・注意点についてご紹介します。
社内サーバーからクラウドに移行した理由
メンテナンス負担の軽減
物理的なサーバーやNASを管理するには、定期的なメンテナンスや障害対応が欠かせません。小規模な企業では、ITに詳しい人材がいないことも多く、こうした作業が大きな負担となります。クラウドに移行することで、これらの手間を大幅に軽減できます。
初心者にも扱いやすい
クラウドサービスは、ITの専門知識がなくても直感的に操作できる設計になっています。「パソコンに詳しくない人ばかりの会社」でも、比較的スムーズに導入・運用が可能です。
災害リスクへの備え
社内サーバーやNASは物理的な設備であるため、火災や地震などの災害で被害を受けるリスクがあります。一方でクラウドなら、データは分散管理されており、災害時にも復旧しやすいという大きなメリットがあります。
リモートワークへの対応
クラウドはインターネットさえあれば、どこからでもアクセス可能です。リモートワークや外出先からの作業にも柔軟に対応できます。
クラウド導入時の注意点
自社システムとの連携問題
一部の企業では、既存の社内システムとクラウドサービスとの連携が難しいケースもあります。特に独自開発のシステムを使用している場合は注意が必要です。
すべての企業に最適とは限らない
クラウドは確かに便利ですが、すべての企業にとってベストな選択とは限りません。業務内容や管理体制に応じて、慎重な判断が求められます。
データ移行には時間と慎重さが必要(経験談)
サーバーからクラウドへの移行で特に苦労したのが、「データの移行作業」です。想像以上に時間がかかる上、途中で失敗するリスクもあります。
一度に大量のデータをクラウドにアップロードすると、「何が移行済みで、何が抜けているのか」を確認するのが非常に大変です。
私の経験から言えば、前もって地道に少しずつデータを移していく方法を強くおすすめします。
また、移行の進行状況を記録しながら進めることで、万が一トラブルが発生した場合のリカバリーもスムーズになります。
実際に使っているクラウドサービス「Box(ボックス)」
私がいくつか使っているクラウドストレージサービスの中に「Box(ボックス)」があります。
▼BOX公式サイト
https://www.box.com/ja-jp/home
Boxの特徴
- 容量無制限
- セキュリティが高く、法人利用に適している
最近では、周囲の企業でもBoxを導入しているケースが増えてきました。
完璧ではないが、容量無制限は大きな魅力
もちろん、Boxにもデメリットはあります。しかし、容量を気にせず使える点は業務効率の大きな支えになっています。
まとめ:クラウド移行は業務改善の一歩
10人規模の企業でも、クラウド移行は大きな効果を発揮します。すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、特に一般的なデスクワーク中心の業務には非常に相性が良いと感じています。
クラウドをうまく活用することで、働き方の自由度も高まり、情報管理もより安全で効率的になります。これから移行を検討している方の参考になれば幸いです。


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